MRの気ままな日記

ただの会社員のブログ。本、相撲、ウイスキー好きな物や気になったニュース、日常の中で感じたことを綴っていきます。

「人工知能と経済の未来」を読んで


人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書) [ 井上智洋 ]

 

今回は、井上智洋さんが書いた「人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊」を読んだ感想を書いていきます。

 

全人口の1%しか働けない未来

この本の中では人工知能が人間に代わり働き、現在の労働者のほぼ全員が失業してしまう未来が予測されています。

汎用人工知能が完成すると予想される2030年頃から本格的に雇用の崩壊が起き始めるかもしれない。

なんと全人口の1%しか働く事が出来ない未来がいずれやって来ると予測。

その時に必要なベーシックインカムとはどの様に運用されるべきなのか?

その未来は人間が労働から解放された自由なユートピアなのか?

それとも、超格差社会ディストピアになってしまうのか?

感想

 

もしこの本で予測されている通りになれば経営者しか収入を得る事ができない未来がやってくる事になります。

印象に残ったのは、すべての労働者は労働から解放され、搾取される事もなくなりますが飢えて死ぬしかなくなります。何の社会保障もなればそうなります。という一節

雇われていれば、多かれ少なかれ搾取されているかもしれませんが、未来では働くこともできない可能性があるので搾取される事さえないのです。

ベーシックインカムの必要がより一層強く感じられます。

人間は働く事で、社会に参加している感覚を得ている部分も少なくないと思います。

大学に行くのも資格を取るのも社会で認めらる為に学んでいるのではないでしょうか。

もし、全人口の1%しか働く事ができずにその大部分がベーシックインカムで十分に暮らせる事ができる未来が来たのなら、人間の学ぶ事の意味も大きく変わる事になるのではいでしょうか。純粋に突き詰めたい事を学ぶ事が出来るかもしれません。

2030年に汎用人工知能が完成すれば、社会が抜本的に変化するにはもちろんですが

人間の人生観にも大きな変化が起こるのではないでしょうか。

全労働者にとって他人事でないかもしれないのです。

これからを生きる全ての人におすすめの一冊