MRの気ままな日記

人工知能、シンギュラリティなどに興味があり、主にそれらについて書いていきます。人工知能やシンギュラリティに関する本についても書いていきます。

シンギュラリティ(技術的特異点)を再考する

 

 

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少し前、このブログでシンギュラリティについて書いたが、今回はシンギュラリティについてもう一度考えてみたい。

なぜ、今シンギュラリティなのか?

 

シンギュラリティという言葉は、一昔前なら一部のコンピューターマニアが支持していた概念だった。

それが今は書店に行けばシンギュラリティや人工知能などを扱った書籍を多く見つける事ができる。

なぜ今、シンギュラリティという言葉が一般化しつつあるのか?

それは、最近「ニューラルネットワーク」などの技術が注目され始めている他、将棋や囲碁などで人工知能がプロなどに勝利するなどして、「いつか人工知能が人間の知能を超えるのではないか?」という不安が人々の中で浸透し始めてそれが「シンギュラリティ」という言葉が注目されるきっかけになったのではないか。 

他にも、自律的に物事をこなす人工知能である汎用人工知能の完成が2030年、人工知能が世界の全人類の知能の総和を超えて賢くなる時期が2045年だと予測されており、この具体的な数字がシンギュラリティをよりリアリティのあるものとしている。

 

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シンギュラリティを考える人々

人工知能が人間の知能を大きく超え、シンギュラリティがやってくると考えている著名人は多い、その一人はやはりレイ・カーツワイル氏だろう。

カーツワイル氏は、発明家であり人工知能の世界的権威でもある人物だ。

人工知能やシンギュラリティに関しての書籍を多く書いている。

ハンス・モラベック氏も自身の著書「電脳生物たち 超AIによる文明の乗っ取り(岩波書店)」の中で「やがて人類は静かに消えていき人工知能の時代が来る」と主張した。

ハンス・モラベックは、「人間が直感的に簡単にできる事は人工知能には難しく、人間に困難な事は人工知能は簡単にできる。」というモラベックのパラドックスを明確化した一人だ。

日本でも、斎藤元章氏がシンギュラリティの前段階であるプレ・シンギュラリティが近付きつつあると主張している。

斎藤元章氏は、スーパーコンピュータの技術の開発に携わる企業の代表取締役である。


プレ・シンギュラリティ 人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る [ 齊藤元章 ]

 シンギュラリティ以後の世界とは?

シンギュラリティに達すれば、人類は今までの脳の限界を超越する事ができる。

その時、社会には人間、汎用人工知能、脳を機械と結合したポスト・ヒューマンの3種類が存在するかもしれない。

人類の活動範囲も変わってくるだろう、現在人類の活動範囲は地球の中に留まっている、シンギュラリティ以後の世界で人類の知能は、宇宙へと到達する。

そうすれば、人類が抱えている問題を解決する事ができるかもしれない。

 

この様にシンギュラリティとは、不可逆的進化であり人類の飽くなき好奇心と冒険心の到達点である。

 

人工知能がいくら賢くなろうともそれは、人類を超えた事にならないという声がある。それは、自分を超越した存在を自分の手で生み出す好奇心こそ人間の人間たる所以であるという事だろう。

その好奇心により、ついに人類は自身の手で進化する事が可能になる。

そうなれば、人類の夢である「不老不死」も可能になるかもしれない。

2045年と言えばもう28年後という事になる。

我々は、新たなエポックの転換点にいると言ってもいいだろう。

シンギュラリティへの心の準備はできているだろうか?


シンギュラリティは近い 人類が生命を超越するとき [ レイ・カーツワイル ]

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。